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「笑える」なら笑え

面白いことがあると、若い子が「笑えるよね!」
と口々に言うのを聞いて、師匠がポツリと言った。

「面白いな。笑えるなら、思い切り笑ったらいいのに、
なぜあんまり笑わないでいて、笑えると言うんだ」

確かにそうだ。

小さい子どもはよく笑う。

どの辺がそんなに面白いのかと、
首を傾げるような、

しょうもないことに一喜一憂し、
転げ回って笑っている。

うちの娘も今5歳だが、それこそ家にいる間中、

笑っているか、歌っているか、踊っているか、
とにかく、クリクリ、ワハハハハと忙しい。

犬がクシャミをしても、

パンツを並べて干しても、

焼きすぎたモチが、ぷくーッとふくれても、

とにかく何が起きても、大声で笑う。

決してそれらを見て、
「笑える」とは言わない。

そんな無邪気な子どもも、ある程度の年になると、
いつの間にか思い切り笑わなくなってしまう。

小さなことで笑わなくなってしまう。

笑いを押し殺してしまう。

周囲にある、些細なことをそのまんま楽しむ、
感性と、笑いが消えてしまう。

その代わり、お笑い番組や漫画に笑いを求める。

誰かを笑わせるために詳細に
ストーリーが組み立てられた、

プロフェッショナルな笑いは
確かに面白い。

けれども、

日常生活の中に溢れる細事に
笑うことが出来たら、

それも思い切り笑うことが出来たら、
毎日はもっと楽しくなる。

面白いことがあるから笑う。

面白いことがあるから笑える。

一見それが当たり前のようだが、

それは、裏を返せば、

何か面白いことがなければ笑えない
ということでもある。

子どもは何でも楽しんでしまう。
上手くいっても、失敗しても笑っている。

笑わせてくれる誰かを、何かを探して、
それが面白いかどうかの評価ばかりしないで、

とにかく何にでも笑ってみる。

声に出して笑ってみる。

ウフフと笑ってみる。

アハハと笑ってみる。

最初はアホらしく思うかも知れないが、
笑って、歌って、踊っているうちに、笑いの循環に入る。

10日も続ければ、笑ってしまうこと、
楽しく思えることが確実に増えてくる。

笑っている人は、明るいし、楽しいから、
学校でも会社でも人が近寄って来る。

免疫が活性化して、顔色もよくなって、
心もカラダも健康になる。

アホらしいことを、アホになってやろうとする人は、
決してうつ病にはならない。

楽しいから笑うのではない。

笑っているうちに楽しくなるのだ。

嬉しいことがあるからニコニコするのではない。

ニコニコしているうちに、嬉しいことが増えるのだ。

朝起きたら、ニッコリしながら、「おはよう」と言おう。

夜寝る前に、大笑いしながら「おやすみ」と言おう。

ウソじゃない。

それだけで人生は楽しくなる。

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