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おじいちゃんの知恵袋

5歳の娘が浮かない顔をしていた。

「ちょっと外を散歩してこようか」
と誘うと、

「行かない。お腹が痛いから」と言う。

実は私も熱が出て一晩中
うなされたばかりだったので、

娘にうつったのかと心配になり、

「お腹が痛いなら温かくして
少し寝たら?」と提案した。

すると、「待ってるからいい」と言う。

「何を待ってるの」と聞くと、

「オナラとウンチ」だと言う。

「何でオナラとウンチなの?」
と聞くと、

「だっておじいちゃんが、お腹が痛いときは、
オナラとウンチを出せば治るって言ってたから」
と言ってお腹を抑えている。

結構辛そうだ。

しかし、

そんな会話をしているうちに、
もよおしたのか、

トイレに駆け込んで行った。

3分後、「出たよ、遊ぼ」と
また近寄ってきた。

すっかり調子が戻った様子で、
ニコニコしている。

以前ならお腹が痛いと泣いていたのに、

「オナラとウンチ」が出れば治ると
分かっただけで痛みをジッとこらえる
ことができる。

じいちゃんの一言は偉大だ。

親だとつい過剰に心配し過ぎて、
やれ薬だ、やれ医者だと騒ぎかねない。

それにしても、

辛いとき、その場で痛みを救ってあげることは
できないけれど、

先を示してあげることで、
パニックにならず、その場の苦悩を
乗り切ることができる。

子どもも、大人も一緒だ。

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