コラム

つまらない理由

昨晩Amazonである本を買いました。

書評を見ると、「ためになった」「目から鱗」「感動した」
という類いのレビューが並んでいましたが、

同時に「つまらなかった」「期待はずれ」というような
コメントもありました。

どんな本でも同じです。

100人が100人絶賛するものはありません。

「おもしろかったという人もいれば」「つまらなかった」
という人もいる。

むしろ自分がものすごく面白いと思った本ほど、
他人が酷評をしていたりするものです。

本に限らず、

私たちが何かを「つまらない」と感じる時の
心をよくよく観察してみると、

”それ”自体が「つまらない」というよりも、

自分の”それ”に対する期待が大き過ぎただけ、
ということに気づきます。

面白いと聞いて買った本がつまらなかった。

感動すると聞いて見た映画がつまらなかった。

美味しいと聞いてわざわざ食べに行ったラーメンがまずかった。

ずっと志望していた会社に合格したが、実際に働いてみたらつまらなかった。

「素敵!」と惚れて付き合った恋人が、付き合ってみたらつまらなかった。

あこがれの結婚生活が、結婚してみたらつまらなかった。

どうやら私たちは勝手に期待しすぎて、「つまらない」
人生を送ってしまっているのかもしれません。

期待は、できるだけ低いほうがいいです。

「期待」とは、自分が都合のいいように作り上げた
妄想でしかありませんから。

私たちは「こうあって欲しい」と抱く自分の願望を
いつも何かに投影しています。

人に、物に、お金に、社会に、、、。

自分がワガママに思い描いた理想を、
心の内で密かに熟成、肥大化させ、

それを背負わせる「対象」を見つけて
自ら近づき、関わっておきながら、

「つまらない!」と一気に扱き下ろす。

何とも身勝手な行為ではありませんか。

そうやってまた一つ、

世の中を「つまらない」場所にしてしまうのです。

毎日を楽しくするコツは簡単です。

「期待」し過ぎないこと。

すると途端に、見るもの、聞くもの、出会う人が面白くなります。

人生、満更(まんざら)でもなくなります。

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