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今日は何の日?

シッダルダは、今から約2600年前、

インドのシャカ族という、
ある地方王族の息子として生まれました。

シッダルダの母親は、
彼を産んでまもなく亡くなったため、
彼には母親がいませんでした。

シッダルダの父は、彼の寂しさを紛らわすためにも、
また彼が将来立派な王として、国を継承してくれるためにも、
最愛の一人息子に教育をつけ、何不自由のない生活をさせていました。

ところが、約束された王位も妻子も捨てて、彼はある日突然、
家を出てしまったのです。

彼は悩んでいました。

人はなぜ生まれるのか、

人生とはなぜこんなに苦しみに満ちているのか、

人はなぜ病気になるのか、

人はなぜ老いるのか、

そして、人はなぜ死ぬのか、、、、

考えれば考えるほど、彼の悩みは深くなるばかりでした。

その答えを求めるべく、

彼は当時のインドでは当時、

最高レベルと言われた先生方に指導を仰ぎ、
徹底的に修行を重ねました。

裸でヒマラヤ山脈に登ったり、
飲まず喰わずで身体を痛めつけたり、

精神と肉体を極限まで追い詰めて、
自分の心の謎を解こうとしました。

しかし、ついに彼は、自分の悩みの答えを
得ることはできませんでした。

彼は、肉体をいじめることを止め、
川で沐浴をし、菩提樹という大木の下に静かに座りました。

そして、そこで彼はついに、
心に悩みをもたらす根本原因を悟り、
仏陀(ブッダ)となりました。

当時のインドでは、生きること自体が苦でした。

バラモン教という、バラモン(お坊さん)を
最高位とする教えに即した、
強烈なカースト制度が国を支配していたため、

人々の人生は、どの社会階級に生まれるか
によって決まってしまいました。

これは今でも残っている事実なのですが、
例えば、ある村では、そこで生まれて女の子は、
一生男性の性のはけ口として、生きる宿命にあります。

その子にどんな才能があろうが、
その子がどんな努力をしようが、
そんなことは関係ありません。

「その階級に生まれた」という事実が、
すでに前世の行いの報いなのです。

しかし、そんな今の私たちの感覚では
想像もできない差別社会の中にあって

「人間は生まれながらにして、皆平等である。
正しい努力を積み重ねて勉強すれば、
誰でも人として進化成長できる」

と宣言して、実際に人々をどんどん
出家させることによって、
差別社会に挑戦状を叩きつけたのが、
仏陀でした。

仏陀の革命は、当時のバラモンからしたら、
とんでもなく鼻につく活動であったでしょう。

しかし、

彼が地方王族の息子であるという理由で、
ある程度までは見て見ぬふりをされていました。

ところが、仏陀はついに、
当時の社会階級では最下位にあった
階級の者を出家させたのでした。

そして仏陀はついに、毒殺をされます。

インドという国は、その矛盾に満ちた
社会背景があるからこそ、
偉大な革命家を何人も生んでいます。

ガンジーも、マザーテレサも、そして仏陀も、
みんなインドの社会に革命を起した人です。

私は、命をかけて社会に問題提起し、
革命を起した智恵と勇気に満ちた人としての
仏陀を尊敬しています。

仏陀は神ではありません。
かつてのインドに実在した、
私たちの大先輩です。

大先輩の教えは、インドから中国を経て、
日本に伝わり、日本の文化や日本人の精神に
大きな影響を与えました。

その仏陀の誕生日が4月8日であることを
知っておられる方がどれぐらいあるでしょうか。

4月8日の仏陀の誕生日は、「花祭り」と呼ばれ、
仏教国であるタイやスリランカでは、
盛大な祭りが執り行われます。

イエスキリストの誕生日であるクリスマスは、
ケーキやプレゼントを買ってお祝いしても、

仏陀の誕生日である花祭りをお祝いする人は
少ないのではないでしょうか。

ちなみに、クリスマスが広まったのは、
米国のデパートが販促戦略として、
クリスマスにプレゼントを交換する習慣を
広めたからです。

クリスマスはお祝いして、
花祭りをお祝いしてはいけないという
決まりはありません。

12月24日にプレゼントを贈るのは
もう当たり前になっています。

そこで、4月8日の花祭りにも、
愛する人にプレゼントを贈ってみては
いかがでしょうか。

きっと「えッなぜ?」と驚かれることでしょう。

そうしたらさらっとこう言うのです。

「今日は、自由と平等を命がけで願った
仏陀という先輩の誕生日だから」と。

日本では、クリスマスが誰か特定の人を
想う日として習慣付いているのなら、

花祭りは、生きとし生けるすべての「命」を想う日
として習慣付けばいい。

そうすればこの地球は、もっと穏やかに、
もっと平和な場所になることでしょう。

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