コラム

叱るほうがいい?褒めるほうがいい?

質問の具体的な内容は省きます。

思春期の子どもへの対応に迷う、40代の男性から受けた質問です。

子育て中の親に限らずとも、

もしあなたが、人を導き育てる立場にある先生なら、上司なら、社長なら、
一度はこのような疑問を持ったことがあるでしょう。

私の答えはシンプルです。

「叱ろうが褒めようが、どっちでもいい」

子どもも、生徒も、部下も人間です。

叱られるより、褒められるほうがいいに決まっています。

でも彼らにしてみれば、

叱られるか、褒められるか以前に、
もっと大切にしたい前提があるのです。

その前提とは、

「誰に」です。

「誰に叱られるか、誰に褒められるか」

そこを大事にしているのです。

彼らは普段から、

親のあり方を観ています。

先生のあり方を観ています。

上司や社長のあり方を観ています。

その言葉、その行為、その態度、その後ろ姿を観ています。

そして、自分を叱った人が自分の尊敬に値する人であれば、
素直に自分を反省し、悔い改めようとするのです。

そして、自分を褒めた人が自分の尊敬に値する人であれば、
もっと期待に応えようと、更なる精進を試みるのです。

逆に、叱る人が自分の尊敬に値しない人であれば、
どんなに彼らを想って叱ろうが、恨みごとにしかなりません。

褒める人が自分の尊敬に値しない人であれば、
褒め言葉はちょっと気の利いた挨拶程度にしか響きません。

褒めるか叱るかは、あまり問題ではありません。

大切なのは、

あなたが彼らにとって

「尊敬に値する人かどうか」なのです。

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