コラム

善悪の報い

「そんな悪いことをしたら、地獄に堕ちるぞ!」

誰かにそんなことを言われた経験はありますか。

悪いことをしたら地獄に堕ちるというのは、本当のことです。

こんなことを言うと、

「地獄なんて存在しない!そもそも科学で証明されてない!」

と反論するインテリな人が出て来ると思うので
断っておくのですが、

地獄というのは、あの世に存在するものではありません。

この世に、日常的に存在しています。

もしあなたが、遊ぶ金欲しさに社長の邸宅に忍び込んで、
金庫から現金2000万円を盗みだしたとします。

その際、家政婦さんに姿を見られた気がしたので、
後に家政婦さんも始末したとします。

テレビや新聞はその話題で持ち切りですが、
どうやら警察は犯人の足がかりが全くつかめません。
完全犯罪の成立です。

現金2000万円あればしばらく生活に不自由はしません。
あなたはついにお金に不自由しない生活を手にしたのです。

それにも関わらず、

犯人であるあなたは、どこに行っても
何をしていても、落ち着きません。

心からリラックスして楽しむことができません。

食事をするにも、買い物に行くにも、
帽子を深くかぶって、大きめのサングラスをかけ、
キョロキョロと人目を気にしながら、早足で歩くことになります。

その状態が24時間、365日続くのです。

これが「地獄」です。

悪を成せば、どんなに上手く立ち回ってその場をごまかしたとしても、
その果報はいつか必ず何かしらの形で返ってきて、自分を苦しめます。

果報の返り方には次の3つのタイミングがあります。

1つ目のタイミングは、その場ですぐに。

例えば通りがかりに、誰かを殴ったとします。
相手も腕に自信があれば、殴り返されます。

自分が作り出した悪業が、すぐその場で返ってきたのです。

2つ目のタイミングは、しばらく時間をおいて。

例えば脱税をしたとします。

その後9年バレなかったとしても、時効を迎える
直前にバレて刑務所に入ることになります。

自分が作り出した悪業が、しばらく時間をおいて返ってきたのです。

3つ目のタイミングは、自分の子どもや家族に。

例えば密かに誰かを蹴落として特別な地位を得たとします。
権力を得て、自分が生きているうちは安泰であったとしても、
自分の死後、恨みをもった者が、今度は自分の子どもに復讐をしてきます。

戦国時代は、実際に「親の敵」への復讐劇が繰り返されていました。

自分が作り出した悪業が、自分の次の世代に返ってきたのです。

そしてこのことは、

悪行為に限らず、善行為にもあてはまります。

善を成せば、その果報がいつか必ず、
何かしらの形で返ってきて、自分を潤わせます。

では、

善業とは何か。

悪業とは何か。

善業とは、自分も人も喜ぶ行為。

悪業とは、自分が喜んでも、人を苦しませ、悲しませる行為。

私たちのすべての行為には果報がついてまわり、
その果報は3つのタイミングで私たち自身に返ってきます。

その道理を理解し、悪業を減らして、善業を増やすこと。

それが幸福への道です。

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