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小ざかしい術に頼らない

曹洞宗の開祖、永平寺を開いた道元禅師の著、

『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう』に、

「中々世智弁聡なるよりも、鈍根なるやうにて切なる志を
いだす人、速やかに悟りを得るなり」

という一説が登場する。

「小手先の処世術に長けている者よりも、
頭が悪そうでいて、ひたむきな志をおこす者のほうが、
かえって早く悟りを得るものだ」

というような意味だ。

いつの時代も同じ。

いや、むしろ情報社会である現代だからこそ、
道元が言わんとしていることに注目すべきだ。

本屋にはノウハウ本が並び、

ネットでは、あらゆる「○○する方法」が
手に入る。

勉強するにはこの上ない時代だ。

けれども、

誰でも小手先の処世術が手に入る時代だからこそ、

こざかしい処世術をがんばって身につけても、
それこそ、その他大勢と同じになって埋もれてしまう。

周りを見渡してみると、

なまじデキそうな人や、
ちょっとかじってデキてしまう人よりも、

最初ダメなヤツ、目立たないヤツと
思われていた人で、

バカと言われようが、変わり者と言われようが、
愚直に、志をもって己の道を歩んできた人のほうが、
よほど早く高い境地に至っている。

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