コラム

決めつけない生き方

次の3つの質問の答えてもらえますか。

①ここに青森の親戚から届いたリンゴがあります。
このリンゴを半分に切った時、右のリンゴと左のリンゴでは
どちらが美味しいリンゴでしょう。

②両親のことについて奥様と話していたら口論になりました。
興奮した奥様に、「私とお母さんどっちが大切なのよ!」と問われたら、
どちらと答えるでしょう。

③生まれつき目が見えない人達が、ある動物を触って
次々に言いました。

「この動物は細長い」

「この動物は太い」

「この動物は平べったい」

「この動物は硬い」

「この動物は大きい」

この動物は一体何でしょう。

私の場合、

①の質問に対する答えは、
「どちらも美味しい」です。

②の質問に対する答えは、
奥さんの前では奥さん。母親の前では母親。
もしくは、答えられない。

③の質問に対する答えは、「分からない」です。

人生には、白か黒かの二択で答えられない問題があります。

その時その場の状況によって、最適な答えが違うこともあります。

全体像が見えていないが故に、答えられないこともあります。

それはありなのです。

人生は矛盾だらけです。

10÷5=2のように、
すべてが割り切れるわけではないのです。

AかBか、いいか悪いか、yesかNoかといった極論だけで
答えようとすること自体無理なのです。

YesかNoかを超越したものごとの見方。

仏教ではその見方を、「中道」と呼びます。

中道とは、決して対極の真ん中を意味する言葉ではありません。

「右と左の真ん中」ではないのです。

右か、左か、といったどちらの極論も離れた見方。

つまり、

「○○は××だ!」と決めつけない。
「○○は××すべき」と決めつけない。

それが「中道」です。

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