お金・経済の悩み

親の言いなりではなく自分で人生を切り開く方法

【相談者:10代男性 会社員】最近自分というものが分からなくなりました。

私は今年の4月からとある工場で働いています。高校入学当時は大学に進学したいと思っていましたが、親の言う国立大学に進学するだけの学力がなく、浪人も許してくれず、親の言われるがまま就職しました。それは高校時代、精神疾患を患い、勉強に身が入らない時に、「お前はもう大学進学できそうにないから高校を卒業してから働け。」と父に言われたことが背景にあります。

私は将来大学で情報工学を学んで、万人もの人に使ってもらえるようなサービスを提供したいという夢があります。また日本を飛び出して働きたいという思いも持っています。

初期費用を貯めるという意味で今工場で働いていますが、身体の調子が思わしくありません。交代勤務による自律神経の乱れが原因と思ったのですが、病院にかかっても異常はないとのことでした。私は倒れてまで無理はしたくありませんが、なかなか言い出せずにいます。

蛇足ですが、私は今まで父に言われるがままに生きてきたと思います。「お前は不器用だ」「手際が悪い」「考え方が幼稚だ」と言われながらも、父の考え方は合理的でなかなか自分の意見を言うことができません。私らしい生き方をしたいと思っても、周りがそれを阻んでいるように見え、前に進めずにいます。そんな自分が臆病だと思い、さらに自分を追い込んでしまいます。どうすれば、確固たる意志を持って生きていくことが出来るのでしょうか。

自分がやりたいこと、できていますか?

もしあなたが「将来こうなりたい」という夢を持っているのなら、それはとても素晴らしいことです。

しかし、夢を持っていたとしても、周りから応援されないこともあります。

本当は「自分らしく生きたい」と思いつつも、周りの意見に左右されてしまい、目標に向かって第一歩を踏み出せない。そのような状況では、自分を見失ってしまうことでしょう。

いったんは妥協してみて夢を放置しておいても、なにかすっきりとしないものです。どこかで「あきらめきれない」思いがあるのは、人として当然です。

また、「夢への思い」がくすぶっていると、体調を崩しかねません。それは自分のなかで起きている混乱が引き起こす体調不良です。たとえるなら、「アクセルを踏みながら、ブレーキを踏み込む」ような状態です。しっかりと自分の気持ちが夢へと向かっていれば、そこに矛盾はなく、気持ちもブレません。

ではどうすれば、確固たる意志を持って夢に向かって生きることができるのでしょうか?

夢を実現させるために準備すること

仏教の禅では「莫妄想(まくもうそう)」という言葉があります。

「莫」は「なかれ」。つまり「莫妄想」とは、「妄想することなかれ」という意味です。

現実からかけ離れて妄想にふけることは、正しい考え方をしているとは言えません。頭のなかだけで「ああでもない、こうでもない」と論議していても、なにも進みません。

自分のやりたいことに対しても、「妄想しているだけ」という状態に陥ってしまうことがあります。そのような場合、「こういうことがしたい」という思いが定まっていないのかもしれません。

大切なのは、夢への思いを明確にすることです。「自分はどういうことがしたいのか?」という気持ちをはっきりとさせることです。

そうすることで、夢を実現させる準備が整います。次では、夢を叶えるための方法について触れていきます。

具体的に一歩踏み出す

まず考えていただきたいことは、妄想と夢との違いについてです。妄想と夢とは違います。似ているようで、大きな違いがあるのです。

妄想とは頭のなかだけでいろいろと思いをめぐらすこと。それに対して夢とは、「こういうことをやりたい」という思いのために、具体的に努力をすることです。

そこで、「夢を叶えるためにはどうすればいいのか」について提案したいと思います。

もしあなたに、「本当にやりたい」ことがあるのなら、ぜひ行動を起こしてみてください。頭のなかで「やりたいな」と思うだけではなく、実際に行動に移すのです。

夢に向かって動くことです。妄想ではなく、具体的な一歩を踏み出すことです。

そのためにはまず「どうしたいのか?」を明確にしましょう。そしてしっかりと目標が定まったら、一歩でも二歩でも進むことです。

「自分のやりたいことを具体的にやっているか?」と自問してみましょう。それが本当にやりたいことであれば、誰にも遠慮することはありません。周りの意見に流されることもありません。

「自分はこうしたい」という夢に向かって具体的に動くことです。周りから「ダメ」と言われてもやることです。それが夢を叶えるために、とても重要な考え方です。

問題を解決するために

夢に向かって具体的に動くことが大切だと述べました。

その際に問題となるのは、「自分はこうしたい」と思ったときに、お金がないことです。

自分のやりたいことをするためには、どうしてもお金が必要になります。現状を破り、次のステージへ進むためには、避けては通れない問題であるといえます。

ここでは、夢への準備資金を貯めるために、ふたつの方法を紹介します。

【1、自分を応援してくれる人を巻き込む】

家族の方などから、お金の援助を受けてみることです。

そのためには、「こいつ、本気だな」と思ってもらうことが必要です。

たとえば周りの人を納得させる行動をとること。言い換えると、周りを認めさせる具体的な努力をすることです。

小さな結果を出していれば、周りからの見方も変わります。

やりたいことをするために、まずは具体的に動き、周りから認めてもらいましょう。

【2、自分でお金を貯める】

それでも応援者をつくれなければ、自分でお金を貯めるしかありません。

「お金を貯めるために」と割り切って、目の前の仕事に全力で取り組むことです。ここでも大切なのは具体的に動くこと。なにかひとつ、できることに的を絞ってください。

自分で稼いだお金であれば、誰も文句は言えないはずです。堂々と好きなことをやることができます。

自分で稼ぐ力をつければ、夢がグッと近づきます。たとえ応援者がいなくても、自分の気持ちひとつでやりたいことはできます。

以上のふたつが、お金の問題を解決する方法です。どちらの方法をとるにしても、実際に行動を起こすことがポイントです。

誰にでも、自分の夢を選び、それに向かって努力する選択肢があります。もし具体的に動けないうちは、まだ妄想の殻のなかにいるのです。

夢に向かって、その時点でできる最大限の努力をすることが大切です。そして、夢への最短距離をとるために、よく考えて工夫を凝らしてください。

決して妄想することなく、確かな一歩を刻んでいきましょう。

夢に向かって集中する

夢に向かうにあたり、その時点で働いていれば収入があります。それはとても大きな利点です。そこでしっかりと働き、準備資金を貯めることが大切です。

もし自分のエネルギーを、不満や怒りに対して使っていたら、たいへんな損をしていることになります。自分の力をどう使うかをよく考えて、夢に向かって集中させてください。

自分のなかでの「やりたいこと」をはっきりと決めて、そこを目指して進みましょう。夢に焦点を合わせるのです。そのためには、具体的な行動をとることです。

せっかくの人生で、やりたいことを放っておくのはもったいないです。もしあなたが今、やりたいことの前で踏みとどまっているのなら、「莫妄想」を思い出してください。

あなたの素晴らしい夢を、頭のなかにしまっておいてはいけません。

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