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93歳の人気者

寒さのせいか、最近葬儀が連続しています。

昨日の故人は102歳。

明日の人は93歳。

お釈迦さまが82~85歳ぐらいで亡くなったと
言われているので、それ以上生きられたら、
仏の弟子としては、大往生です。

一方で、短命で死んで行く人もいます。

今年、生まれたばかりの子も死んでいます。

今年、幼稚園の年長になった子も死んでいます。

今年、高校に入ったばかりの子も死んでいます。

今年、就職したばかりの青年も死んでいます。

人は歳とった順番から死ぬ訳じゃない。

生まれた瞬間に、それがいつのことになるかは
分からないけれども、いつか土に帰るという契約をして生きている、

それが「命」です。

今日、お通夜を迎えた故人、Tさんは、享年93歳。

ご家族の方々に「どんなおばあちゃんでしたか」

と聞くと、娘さんやお孫さんが、涙ながらに

「最後の最後まで、自分のことはそっちのけ。
いつも人のことばかり心配して、気配りしてくれる人でした」

と話してくれました。

葬儀には2つタイプがあります。

幸せな葬式と、不幸な葬式の2つです。

幸せな葬式とは、葬式に参列した1人でも多くの人が、その人の死を心から悼んでいる葬儀。
不幸な葬式とは、葬儀に参列した1人でも多くの人が、義理で来ているという葬儀。

人の死に様は、その人の生き様を表します。

その人がどう生きたのか。

その人の生き様が、残された人にどう影響を与えたのか。

生きるとは、心に思った事を、言葉に表し、行動に現すこと。

何を思い、何を話し、何を行ったのか。

その総合評価が葬儀です。

決して、死んだらすべてが終わりではありません。

死んだ時が、その人の生き方が、どのようなものであったかを
物語るのです。

幸せな葬儀と、不幸な葬儀。

明日の葬儀は、間違いなく幸せな葬儀でしょう。

93年という長い人生において、

貧しさに負けず働き続け、立派に子どもを育て上げ、お金に
余裕ができても贅沢もせず、丈夫な体と、並々ならぬ信仰心を持ち、
常に感謝を口にし、形にし、人様のために尽くした、

Tばあちゃんのその生き様は、

会いに行く度に、お孫さんに

「感謝せないかんよ」「感謝を忘れちゃいかんよ」
と言い聞かせたというTばあちゃんの言葉は、

間違いなく、遺族の方々にも受け継がれ、
そのことが、ずっと遺族を守り、支え続けていくことでしょう。

合掌

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