いつまでも過失や欠点を責めない

1人では危険も伴うし、病気や怠け心に負けてしまう。2人でも仲違いしたら終わり。3人以上だと、バランスもとれるし、目標達成に向けて何かと助け合うことができる。

ということで、お釈迦様は、3人以上のチームを組んで修行することを、弟子達に推奨されました。この3人以上の修行集団のことを「サンガ」と呼びます。

サンガが上手く調和していくためには、ルールが必要。このルールが「戒律」です。

戒とは個人のルール。律とは、集団のルール。戒律の1つに、不説過戒(ふせっかかい)があります。「いつまでも過失や欠点を責めない」というルールです。

  • うっかりコーヒーをこぼしたり、お皿を割ってしまったり。
  • 自分を守るために、思わずウソをついてしまったり。
  • 時間をかけて見直したハズの書類が間違っていたり。

未熟さゆえに、慣れていないがゆえに、不得意であるがゆえに、知らないがゆえに、疲れているがゆえに、気分が優れないがゆえに、老いつつあるがゆえに、私たちは「つい、うっかり」ドジやヘマをやってしまう。そして「他の人が出来ていること」が出来ない。

謙虚に反省するのは当たり前です。けれども、いつまでも失敗や欠点を責めない。

他人のも、自分のも。

お互い「人間」なのですから。

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