今回の一問一答テーマは『「本気」になれる人、なれない人、何が違う?』
「何をやっても本気になれない、中途半端な取り組みに終わってしまう…」
そんな人が本気で物事に取り組むには、どうすればよいのでしょうか。
大愚和尚の教えからその答えを紐解きます。
ご相談者のお悩み
私は今までの人生で何かに本気で取り組んだことがありません。
受験勉強、ダイエット、部活動、恋愛。
何をやっても中途半端で終わってしまっています。
何かに取り組もうとは思うのですが、めんどくさくなるとすぐにサボったりしてしまいます。
学生時代の部活動ではメンバーみんなが涙を流しているのに、自分だけ涙を流せませんでした。これも本気で取り組めていないからだと思います。
大愚和尚様、どうすれば私は物事に本気で取り組めるようになるのでしょうか?
大愚和尚の教え
仏教の言葉で『退屈』という言葉があります。よくみなさんも「今日は退屈だな〜」と使うあの「退屈」です。
退屈の本来の意味は“修行に気力がなくなり、努力すること・精進することをやめてしまう”こと。
仏教の言葉として残っているのは、修行僧ですら「本気になれない」という感情に陥ってしまうからです。
さて、ご相談者が抱える「本気になれない」という悩み。
実はこうした悩みを抱える人は少なくないと、大愚和尚は言います。
実際に、この一問一答でも「本気になれません」というお悩みがたくさん寄せられています。
大愚和尚も、若い頃に何度も同じ経験をしたと話しました。
しかしそれは無理もありません。
わたしたち人間は、100%の力を出し続けることができません。なぜなら、100%を出し続けると体が壊れてしまうからです。
だから体が壊れてしまわないように、うまくブレーキとアクセルを使い分けているのです。
では、本気になるためにはどうすればよいのでしょうか?
それにはまず、「自分の100%の力を知っておくことが重要」と、大愚和尚は話します。
「本気になりたい」という思いが残っているうちに、『退屈』しないうちに、100%の力を知っておくこと。
そして、70%〜80%でも使えるようになれば、それは人生において必ず大きな糧になります。
動画ではさらに、本気になれない人に対して、より具体的なアクションを提言されております。
ぜひ続きを動画でお楽しみください。
スタッフの声
「物事に本気で取り組めない」という悩みは、わたし自身も体験しています。
ついつい面倒くさくなって「これくらいでいいか」とか、「今日は疲れたから」と言い訳をしたりして、中途半端になりがちです。
今まではそんな自分が嫌いでしたが、「それは多くの人が抱える悩み」と聞いて、心がスッと楽になった気がしました。
それだけでなく、動画内では、具体的なアクションを提言してくださいます。
「どうやって行動していけばいいかわからない」という方はきっと参考になるはずです。