寺町構想への参画
各地で次々と起こる革命、発明、イノベーション。
各地で次々と起こる天災、人災、震災、戦災、変災。
どんなに分断、孤立しているかに見える地域でも、
世界は着実に繋がっています。
ある場所で起こった変化は、瞬く間にその地域を超えて広がり、
世界に大きなインパクトと変容を与えます。
ある場所で起こった混乱は、瞬く間にその地域を超えて広がり、
世界に大きな不安と混沌をもたらします。
新型コロナウィルスのパンデミックを経て、
誰もがその真実を目の当たりにしました。
今一つの時代が閉じて、新しい時代が開きつつあります。
これまでの常識が大きく変わりつつあります。
これまでの社会が大きく変わりつつあります。
実はこの変化は、決して今に始まったことではありません。
あらゆる事象が、これまでもずっと変化し続けてきました。
世は無常であり、私は無我であり、
人生は皆苦である
それがお釈迦さまの説かれた、この世の真実です。
けれどもこの厳然たる変化を前に、
葛藤する2人の自分がいました。
「本当にこのままでいいのか。いや、いいはずがない」
「変わらなきゃいけない。でも、本当に変えてもいいのか」
伝統という名の呪縛と周囲の顔色を伺い恐れる自分と、
仏教という名の希望に勇気をもって変容をもたらそうとする自分。
歯止めのかからない少子高齢化にともなって、
捨てられるゆく田舎と、離れゆく檀家と、廃れゆく寺院。
その流れを眺め嘆くのではなく、
その流れに乗り、活かす。
人生は一度きり。時間も有限です。
そして今こそお釈迦さまの教えが求められている。
教えの根本に立ち返りつつ、己の感性に従って、
今の時代に合った布教伝導をしよう。
そう決意して行動を起こしたのが2019年のこと。
2つの誓願を立てて佛心宗を興し、
「寺町構想」を掲げてその一歩を踏み出しました。
- 佛心誓願
慈悲・智慧・佛性の三種を育み
心身堅固にして 大愚に一隅を照らさんことを - 寺町誓願
善友・生きがい・僧伽の三果を結び
明豊美徳の寺町を 世界に創造せんことを
人がいて、生きがい(仕事)があって、町ができる。
善き人がいて、善き生きがいがあって、善き町ができる。
2020年、佛心誓願の具現化に向けて
- 佛心僧学院
- 内弟子道場
を開講しました。
2021年、コロナの終息を確信して
- 大愚道場
を開講しました。
2023年、寺町誓願に向けて
- 海外大愚道場
- テンプルステイ
- 経営マンダラ実践会
を開講しました。
そして2025年。いよいよ、
明るく、豊かで、美しく、徳に満ちた寺町の
実現に向けて、次なる一歩を踏み出します。
町には「生きがい(仕事)」が必要です。
衣・食・住・医・癒・楽・学・法・工・農など、
人々の生活を豊にする、様々な生きがいが必要です。
そして町には「善友」が必要です。
慈悲心と智慧を育み、
自らの佛性(感性や能力)を活かして
社会に役立ちたいと願う、志をもった善友が必要です。
つきましては、そんな企業や善友を募集いたします。
どんな方々が集まり、どんなカタチの、どんな寺町になるか、
可能性も、方向性もまだ未知数ですが、
きっと楽しげな、素敵な寺町が創られてゆくことでしょう。
こんな漠然とした構想ですが、参画に興味のある方、ピンと来た方は、
以下の応募フォームから、その旨をお知らせください。
あなたがこの寺町にどのような佛性をもって、
どのような提案、貢献ができるのかを、お聞かせください。
楽しみにお待ちしております。
合掌
佛心宗 寺町構想委員会
委員長 大愚元勝